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中国語翻訳会社ジェーシー・コミュニケーションのブログです。

受動態と能動態(英語の場合) - 中国語翻訳会社のブログ

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本日、ちょっとした用事があって同業の翻訳会社のホームページを見る機会がありました。そのページにはサンプル翻訳として英語の原文から日本語への翻訳が記載してあったのですが、どうしてもその英語が不自然なのです。思わず日本語の原文を英訳した内容を英文和訳とごまかして記載しているように疑ってしまったくらいです。

 

そして、どうしてその英文が不自然と感じたのか色々と分析してみました。確かに語法や文章の流れなどがおかしい部分があったのですが、一番不自然なのは受動態が多いということ。

 

例えば、(混雑した電車などで)「だれかに押された」という文章は普通の日本人だと、

 

I was pushed by someone.

 

としてしまうのです。

 

しかし英語的には、

 

Someone pushed me.

 

の方が自然です。

 

これは主語を省略してしまいがちで、受動態が多いという日本語の特徴に理由があります(「だれかにおされた」と考えた時点でもうすでに受動態ですから)。難しいとは思いますが英語の文章を書くことが多い方は意識して能動態で書くだけでかなり自然な英語になります。

 

ちなみに、イギリスの有名な高級誌であるEconomist誌は英語のスタイルガイドをホームページに記載してますが、そこでも受動態をやめて能動態で文章を書くようにアドバイスしてます。英語ネイティブでも不必要に受動態で書いてしまう事があるくらいですから、日本人にとってはなおさら難しいですよね。

 

■Economist.com Style Guide

http://www.economist.com/research/styleguide/

 

このスタイルガイドはネイティブの、しかもプロのライター向けに書かれてますので細かい点まで色々とアドバイスしてます。しかし上級英語を勉強している方でしたら色々とためになる情報もあると思いますので一読することをお勧めします。あのエレガントなEconomist誌の英語に一歩でも近づけるかもしれません。

 

《早い、安い、正確!》を提供する中国語翻訳
株式会社ジェーシー・コミュニケーション

Written by jccommunication

April 1st, 2013 at 2:53 pm

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中国語の投資説明会 - 中国語翻訳会社のブログ

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(昔の記事の再ポストです。)

蘇州工業園区投資説明会に行ってきました。

 

中国の開発区への投資を呼びかけるという近年よく見られるセミナー/イベントですが、やはりいつ行っても中国の発展パワーを感じます。会場もほぼ満員に近く、投資する側も熱気にあふれているということでしょう。

 

最初に主賓の挨拶があり、おきまりのこの経済開発区の利点説明があったのですが、その後はパネルディスカッションでした。面白かったのはそのトピックの一つが中国人従業員の離職率についてだったということ。やはりまだ現地における従業員への対応に苦慮しているということでしょうか。(実際にはパネリストは蘇州工業園区については離職率は問題ないということで一致した発言をしていましたが。)

投資説明会という場にはそぐわないとは思いますが、もっと具体的な中国におけるビジネスの方法論をいう議論が活発になってほしいと願います。

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March 29th, 2013 at 2:50 pm

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日本企業の海外M&A ー 中国語翻訳会社のブログ

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私の尊敬する経済学者のブログでこんな記事がありました。

 

■MUFGの一大決断

http://hiraken2008.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/mufg-f78f.html

 

三菱東京UFJファイナンシャルグループがMorgan Stanley9000億円の出資を決めた事についての解説ですが、MUFGは意外に好条件で出資を決めたようです。(年率10%の収益を確保している)。

 

また、野村證券がリーマンの海外オペレーションを買ったのも大きな動きでしたね。

 

個人的にはバブル期の海外投資がほとんど失敗に終わっている記憶がまだ残っており、日本企業の買収を通した海外進出には懐疑的でした。バブル期もそして現在も、経営や金融ノウハウを持っているから投資したのではなくて、手持ちの現金が(海外の金融機関などに比べて)多いから投資しているという側面が強いからです。

 

なんてこと考えていたら、こんな記事を先日読んだことを思い出しました。(英語記事)

 

■The Japanese are coming (again)

http://www.economist.com/business/displaystory.cfm?story_id=12341978

 

内容としては、近年、日本企業による海外企業のM&Aが増加しているが、以前とちがって企業戦略上のシナジーが期待できる企業買収が多い、とのこと。(個人的には第一三共がインドのジェネリックドラッグメーカーを買収した事などは面白い動きだと思ってます)。確かに一度や二度海外企業買収に失敗したからといって悲観的になる必要はないかもしれませんね。

 

いずれにしても、今後は野村とMUFGから目が離せません。

 

Written by jccommunication

March 29th, 2013 at 2:47 pm

漫画と文化 - 中国語翻訳会社のブログ

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多少トピックずれになりますが、先日のエントリーに対していただいたコメントで以下のようなものがあります。あまりにも的確な指摘だったので引用させていただきます。

*****引用*****

漫画の目の大きさはディズニー、ミッキーマウスから来ています。これが漫画というものだ、これがルールだと思ってしまったわけです。

一旦、ルールが決まっちゃうとそれに従っちゃうのかもしれませんね。浮世絵も顔そっくりだし。

ミッキーの目が小さかったら、日本の漫画も同様になっていたと思います。

 

あと、逆に、日本人は自国の文化に優越感を持っていて、その他を見下している、ととらえる欧米人も多いかと。これ、けっこう聞きます。

少なくとも、アジアじゃ一般的にそう思われてますよ。日本人は自国の文化に優越感持ってると。

2008.09.22 | 白酒

*****引用終わり*****

 

漫画の描き方がスタンダードに沿った描き方というのは新しい視点ですね。確かに、印象派の絵画そっくりの絵を描く画家は世界じゅうにいますから、日本のアニメが本元のアメリカの影響を受けているという見解はするどいと思います。

 

あと、日本人は自国文化に優越感を持っていると(外国人から)思われているということも正しいです。私も海外にいるときそういう見解に何度も接しました。

 

一日本人としてそれは本当に反論したいのですが、ある意味仕方がないことかと思ってます。なんといっても日本は「世界で初めて西欧方式以外のやり方で成功した国」だからです。西欧方式を(本当はいっぱいまねしてるんですけどね)まねしない日本独自のやりかたを貫いている点は、その失敗も成功も公平に評価されるべきとは思います。ただそれを日本人の優越感ととらえられるのはつらいですね・・・・・。

 

今後はインドがインド方式を貫いて成功したり、中国が中国方式で成功したりすることが多くなると思います。そうすると日本人がやっていることは自国のやり方へ執着しているのではなくて、単なる人間行動の結果ですよ、と言える日が来るとはおもいますけどね。

 

ただ、国際コミュニケーションの最前線にいる我々としては、外国人の中には日本人は優越感を持っていると思っている人たちがたくさんいるという事は認識しておくべきでしょう。

Written by jccommunication

March 29th, 2013 at 2:45 pm

Posted in 分類なし

外国人のカテゴライズ - 中国語翻訳会社のブログ

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日本語でよく「欧米人」という単語でアメリカ人とヨーロッパ人がひとくくりにされます。英語でいうとWesternという言葉で西洋人がひとくくりにされます。

 

まあ外見も文化も似てるのでひとくくりにしたい気持ちもわかりますが、実際は気をつけたほうがいい考え方でもあります。

 

たとえば、「自分より背が高い男をつきあう女性の割合」というお題。

 

これは完全に、日本とアメリカでは少なくて、フランスとドイツでは(比較的)多いです。

 

ここからは想像になりますが、日本とアメリカの女性は彼氏に対して背が高くあること(=男性らしさ)をもとめる傾向にあり、フランス人やドイツ人はその傾向が少ないということではないでしょうか。

 

余談になりますが、アメリカは他の西洋社会にくらべてもマッチョな特徴があるように思えます(例えば、過去の大統領選挙ではかならず背が高い方の候補者が勝っているという事実があります)。このあたりについてはこのブログでもおいおい取り上げていきたいと思います。

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Written by jccommunication

March 28th, 2013 at 2:42 pm

中国ビジネス 責任範囲について ー 中国語翻訳会社のブログ

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私の好きなブログで、「中日文化意識比較研究」があります。

http://tyuugoku.livedoor.biz/

 

このブログは日中の文化を様々な視点から分析しており、本当に勉強になります。中国語・文化を学ぶ人なら一度目を通しておくべきだと思います。そのなかで面白かった記事。

 

「仕事を任せ、責任範囲を明確に」

http://tyuugoku.livedoor.biz/archives/65132857.html#trackback

 

ようは、中国人従業員とうまくつきあうには、責任範囲を明確にして、あとは彼らに任せる必要がるという点。これは以前にこのブログでも少しふれさせていただいた見解と全く同じです。

 

「中国で成功する(2):関係を構築して、コミュニケーションは密にとる」

http://chinajapan.blog116.fc2.com/blog-entry-41.html

 

ここまで、様々なブログやWebで取り上げられている「責任範囲の明確化」ということの重要性。実をいうとアメリカのビジネスシーンでもよく見受けられる点です。べつに日本が特異とか変と考える必要は全くなく、単に海外に出れば海外の流儀に従う柔軟性が求められているのではないでしょうか?

Written by jccommunication

March 27th, 2013 at 2:41 pm

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文化と司法 - 中国語翻訳会社のブログ

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本日も前回に引き続き私の司法通訳時代の経験です。

 

前回のブログにも書いたように、中国人被疑者は往々にして自分の罪を認めたがりません。たとえ決定的な証拠や目撃者がいてもです。興味深いのは、そういう被疑者を取り調べしている取調官の方。当方は中国語・文化のプロですので、当たり前の状況なのですが、「自分の罪を認めたがらない中国文化」を知らない取調官の反応は大きく二つのタイプに分かれます。一つは、罪を認めない中国人被疑者に対してフラストレーションを感じ語気も荒くなる取調官で、もうひとつは、とりあえず罪を認めないことは横においておいて別の視点から少しずつ懐柔していく捜査官です。

 

言うまでもなく、後者の方が最終的には自白まで持っていける確率は高いです。これは異文化コミュニケーションの基礎中の基礎ですね。相手の文化的背景を理解して始めて円滑なコミュニケーションが出来るのです。取り調べという高レベルのコミュニケーションスキルが要求される場面では、このことが如実に現われます。

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March 26th, 2013 at 2:40 pm

Posted in 分類なし

中国が福田元首相を名づけたら ー 中国語翻訳会社のブログ

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ちょっと前の記事ですが。。。

「のび太くんがかわいそう」――福田首相の辞任惜しむ中国

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080904/169565/

 

中国では福田首相のことをドラえもんの「のび太くん」というあだ名をつけてるそうです。思わずうまいっ!!と思っちゃいました。性格も外見もほんとうに、のび太くんがおじさんになったみたいですね。外国人がここまでうまいあだ名を日本の首相につけるということ自体グローバリゼーションの証なのかもしれません。

 

そしてチリに住んでいたときのひとつのエピソードを思い出しました。ある日本料理屋(そう、チリにも日本人が経営しているすし屋があります)で食事していると、あるチリ人が入ってきて店長に焼物の皿を渡しました。それはすごく深みのある色とデザインがあったのですが、焼いたのはそのチリ人だったのです。その店長がポツリといった一言が印象的でした。

 

「こんな時代になったね」

 

そう、チリ人が日本人顔負けの焼物を作る時代なのです。単純にグローバリゼーションってすごいと思って気がします。

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March 26th, 2013 at 2:34 pm

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中国ビジネスと離職率 - 中国語翻訳会社のブログ

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今日も昨日のブログに続き、中小企業基盤整備機構のHPからの記事の後編です。

 

中国人のものの考え方とコミュニケーション法(後編)

http://www.smrj.go.jp/keiei/kokurepo/closeup/backnumber/021792.html

内容:中国では個人と個人の関係が重要で、そのためには密なコミュニケーションが必要。離職率が高い中国では仕事を明確化して、責任と権限、成果と報酬を与えることが重要。また、現地で管理職を採用する場合には、その職務責任の一般的賃金相場ではなくて、必要とされるスキルを持った人をいくらで雇うのか、という点を重要視する。

 

よく、中国でビジネスをするに当たって高い離職率が問題視されることが多いです。これは終身雇用制になれてる日本のビジネスマンにとっては違和感のあることだと言われています。

 

しかし、この観点はただしいでしょうか?すでに中国で人を雇っている中国企業にとっては優秀な人間がやめていくのはつらいでしょう。しかし新参者である日本企業にとっては、離職率が高い方が優秀な人間を雇いやすいという意味でチャンスなのです。多少のプレミアムを賃金に上乗せすれば(当然それ以外にも正しい従業員の待遇は必要ですが)新しい会社が優秀な人間を集めることができるというのは日本企業が中国に進出するに当たってプラスなのです。

 

逆にもし中国で離職率が低かったら、日本企業はどうやって優秀な人間を雇えるのでしょうか?優秀な人ほどすでにいい会社にいるので、新卒者や経験の少ない人たちを一からそだてるしかないのです。

 

往々にして、人は自分たちのやり方と違う方法を認めたがりませんしネガティブにとらえてしまいます。しかし見方をかえるとそれがチャンスにもなりうるのです。

 

この情報化時代。上記リンク先のようないい情報もネットに記載されてます。こういう情報を駆使してぜひ中国ビジネスを成功してほしいものです。

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March 25th, 2013 at 2:31 pm

自動販売機と文化 - 中国語翻訳会社のブログ

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今日は私が愛読しているWired Visionの記事の紹介です。先日書いた自動販売機(自販機が文化考察の源になっていると言うこと自体感動してるのですが・・・・・)と同じトピックについてです。

■Wired Vision
「自販機の心のふるさと日本」を考える
http://wiredvision.jp/blog/galileo/200808/200808212313.html

内容は、我々にとって自然すぎるともいえる自販機文化が、海外の人たちにとってはユニークにみえるというもの。(ちなみに先日私が引用させていただいた“>記事にあった工事中の建物をCGシートで覆う点についてもこの筆者は好意的にとらえてます)。

詳細は省きますし、自動販売機のみが文化の相違を表すわけではないので、一つの現象のみで議論をふくらますのはあまり好ましくないと思ってます。ただ重要なのは、日本人にとっては至極普通のことでも海外では珍しいですし、その逆もまた真なりということ。

そうそう。缶コーヒーはアメリカ人にとっては珍しいそうです。

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Written by jccommunication

March 24th, 2013 at 2:20 pm

Posted in 分類なし