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中国元は操作されてるか? - 中国語翻訳会社のブログ

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中国の通貨である元は中国政府の方針により長い間不当に安く抑えられてる(=自国通貨が安いと輸出に有利になる)と考えられてました。私もそう考えてましたが、実際はそれほど安く抑えらてるわけでもないようです。

 (かなり古い記事ですが。。。)

■The Economist

http://www.economist.com/finance/displaystory.cfm?story_id=13059709

もともと、元が安すぎるという主張は、元のPPP(purchasing-power-parity: 為替レートは長期的には多国間の通貨における購買力が等しくなるように推移する、という考え方)による購買力が、ドルに比べて高すぎる(=ドルにくらべて元の価値が低すぎる)という事実に基づいていました。ようするに、(現在6.83元が1ドルなのですが)6.83元で中国で多くの物やサービスを変えるのに、同じ価値を持っているべき1ドルではアメリカでより少ない物しか買えないということです。だから、1ドルに対して元はもっと高い価値を持っているという主張です。

 

しかし、この主張には一つ足りない要素があって、それは途上国では人件費が安いのでどうしても物価が安くなりやすいという部分です。これは私の体験からも同じことがいえるのですが、為替レートで単純に価格比較した場合、どうしても途上国では値段が安くなる傾向にあります。よって単純なPPPによる価値算定ではどうしても先進国と途上国でずれが生じるのです。

 

そこで、途上国における人件費の安さを鑑みて中国元とアメリカドルを再評価したところ、中国元はそれほど安くはなかったとのことです。(調査によって違うが、だいたい-5-10%程度のずれとのこと)。

 

それにしても、正しい為替レートを算出すること自体が難しいのですから、十分な調査なしに外国政府に為替操作をやっているかのような批判をするのは失礼なことかもしれません。

《早い、安い、正確!》を提供する中国語翻訳
株式会社ジェーシー・コミュニケーション

Written by jccommunication

April 4th, 2013 at 4:55 pm