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中国語翻訳会社ジェーシー・コミュニケーションのブログです。

Archive for the ‘中国語翻訳’ Category

本日の面白い翻訳 - 中国語翻訳会社のブログ

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最近、翻訳していた中で見つかった言葉があります。

 

「教授級高級工程師」(工程師とはエンジニアと言う意味)

 

みなさん、これがどういう意味かわかりますか?教授級高級工程師とは、「大学教授くらい高級なエンジニア」というほどの意味です。実際はレノボとか上海汽車とかの私企業で働いているエンジニアでも(=大学にいる教授とはなんの関係もなくても)、彼らを持ち上げるためにこういうタイトルが使われることがあります。

 

この言葉をみて、日本の「担当部長」という日本の言葉を思い出しました。部下がいなくても、1つの部を管理していなくても、むりやり?「部長」という肩書きが使われることがあります。

 

肩書きにこだわるというのは日中の共通点かもしれませんね。

 

劉慧

Written by jccommunication

April 13th, 2013 at 5:10 pm

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受動態と能動態(英語の場合) - 中国語翻訳会社のブログ

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本日、ちょっとした用事があって同業の翻訳会社のホームページを見る機会がありました。そのページにはサンプル翻訳として英語の原文から日本語への翻訳が記載してあったのですが、どうしてもその英語が不自然なのです。思わず日本語の原文を英訳した内容を英文和訳とごまかして記載しているように疑ってしまったくらいです。

 

そして、どうしてその英文が不自然と感じたのか色々と分析してみました。確かに語法や文章の流れなどがおかしい部分があったのですが、一番不自然なのは受動態が多いということ。

 

例えば、(混雑した電車などで)「だれかに押された」という文章は普通の日本人だと、

 

I was pushed by someone.

 

としてしまうのです。

 

しかし英語的には、

 

Someone pushed me.

 

の方が自然です。

 

これは主語を省略してしまいがちで、受動態が多いという日本語の特徴に理由があります(「だれかにおされた」と考えた時点でもうすでに受動態ですから)。難しいとは思いますが英語の文章を書くことが多い方は意識して能動態で書くだけでかなり自然な英語になります。

 

ちなみに、イギリスの有名な高級誌であるEconomist誌は英語のスタイルガイドをホームページに記載してますが、そこでも受動態をやめて能動態で文章を書くようにアドバイスしてます。英語ネイティブでも不必要に受動態で書いてしまう事があるくらいですから、日本人にとってはなおさら難しいですよね。

 

■Economist.com Style Guide

http://www.economist.com/research/styleguide/

 

このスタイルガイドはネイティブの、しかもプロのライター向けに書かれてますので細かい点まで色々とアドバイスしてます。しかし上級英語を勉強している方でしたら色々とためになる情報もあると思いますので一読することをお勧めします。あのエレガントなEconomist誌の英語に一歩でも近づけるかもしれません。

 

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株式会社ジェーシー・コミュニケーション

Written by jccommunication

April 1st, 2013 at 2:53 pm

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コンピュータと中国語 翻訳

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先日も引用させていただいた同業の翻訳会社(トランスワードさん)のHPにこんなサイトがあります。

 

トランスワードの窓 翻訳語録

http://www.transwd.com/consul/goroku.htm#go06

Title:「翻訳ツールや自動翻訳システムが進化すると、翻訳の仕事がなくなるのではと心配する人がいます」

 

トランスワードさんは以下のように考えてらっしゃいます。

 

「最近は翻訳支援ツールや翻訳ソフトがもてはやされています。 この種のツールはうまく使うと翻訳の効率化に役立ち、特に翻訳支援ツールをうまく活用することのできる マニュアル類の仕事に効果が出てきています。・・・・(中略)・・・・ 逆に「ツールの利用だけでは不可能なもの」、「その人だけしかできない特殊なもの」は 価値が高くなる傾向があります。」

 

まさにおっしゃるとおりだと思います。コンピュータは確かに翻訳作業を向上させますが、かといって人間にしかできない感覚も重要なのです。別の観点から言えば、非定型文書はコンピュータは翻訳や翻訳支援は得意ではありません。詩や小説をコンピュータ翻訳にかけたら笑い話のような訳になるでしょう。

 

逆に定型的な文書(マニュアル類や技術文書など)はコンピュータによる翻訳でも十分に意味が通じることが多いです。たとえばマイクロソフトは莫大な技術文書を機械翻訳で訳してWebに公開しています。(ここhttp://support.microsoft.com/kb/835258/jaなどは、その一例です。)内容を見てみると確かに不自然な文章が多いですが、このソフトウエアの巨大企業が莫大な技術文書をタイムリーに世界中へ展開するには機械翻訳の方がすぐれているというのは否めないでしょう。なおこのページには以下のような但し書きがあります。アメリカ企業のせいか免責について長々と書いているのが面白いですね。

 

「重要: このサポート技術情報 (以下「KB) は、翻訳者による翻訳の代わりに、マイクロソフト機械翻訳システムによって翻訳されたものです。マイクロソフトは、お客様に、マイクロソフトが提供している全ての KB を日本語でご利用いただけるように、翻訳者による翻訳 KB に加え機械翻訳 KB も提供しています。しかしながら、機械翻訳の品質は翻訳者による翻訳ほど十分ではありません。誤訳や、文法、言葉使い、その他、たとえば日本語を母国語としない方が日本語を話すときに間違えるようなミスを含んでいる可能性があります。マイクロソフトは、機械翻訳の品質、及び KB の内容の誤訳やお客様が KB を利用されたことによって生じた直接または間接的な問題や損害については、いかなる責任も負わないものとします。マイクロソフトは、機械翻訳システムの改善を継続的に行っています。もし誤訳を発見された場合には、この KB 下部よりフィードバックをお寄せください。英語版 KB835258

 

個人的には人工知能が開発されるまで、翻訳者が失業することはないと思ってます。逆に自然な翻訳ができることが実用的な人工知能として認知されるひとつの条件になるのではないでしょうか。(これはチューリングテストなどの人工知能テストとはまったく別の条件というのは認識しております。チューリングテストの詳細はここ)。

Written by jccommunication

March 21st, 2013 at 1:57 pm

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中国語翻訳 「冷たい」お話

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今日は、この前の「冷笑」に関連した話を書きたいと思う。

 

最近の中国語の中で「冷」の付く言葉を実によく目にする。そのほとんどが「」の付く言葉と対になっているのが特徴。たとえば、「冷门货」は「热门货」(人気のある商品)の反対語で、人気のない商品を指す。「冷线」は「热线」(ホットライン)の反対語で、ほとんど電話が掛かってこないホットラインを皮肉った漢字の言葉です。「冷」は賞品の売れ行きが良くないことを言い、「热销」と対になっている。このほかにも「冷信息」などなどがある。

 

新しい単語でも、普段からたくさんの言葉に接していれば、案外辞書で調べなくても推測できるようになる。語学を勉強するときに、このように体と感覚で言葉を覚えるのも一つのコツかもしれませんね。

 

劉慧

Written by jccommunication

March 17th, 2013 at 1:40 pm

中国の中国語翻訳事情

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中国の翻訳会社は家内手工業?china.com(主催)による、第18回世界翻訳大会は82日から87日までの6日間、上海国際会議センターで開催されます。大会では、世界の翻訳家たちが翻訳産業の発展状況について話し合います。中国の翻訳産業は年々発展を遂げ、翻訳の需要が増えてきています。データによると、現在登録されている翻訳会社は3000社を超える規模になっています。しかし、これらの翻訳会社の大部分は小規模で家内手工業的

287. 中国の翻訳会社は家内手工業?

 

トランスワードさんの中国翻訳会社の分析です。中国の翻訳産業は小規模で家内制手工業的になる傾向にあるというもの。そしてその理由の一つとして資金不足をあげられてます。うーーん、さすがに鋭い分析ですね。

発展途上の国の産業が発達するには当然資金が必要なのですが、通常は重工業などの主要産業に資金があつまりやすいもの。とくにアジア圏ではその傾向が顕著です。(日本も韓国も例外ではないですね)。よってサービス産業はどうしても後回しになりやすい傾向になるのではないでしょうか。

なお、中国の外国語教育産業の市場は今後も拡大傾向にあるようです。

 ■巨大な潜在力を秘める外国語教育市場(楽天リサーチ株式会社)

http://research.rakuten.co.jp/china/report/20040325/

 

こういうサービス産業にもきちんとした資金が供給され、質の高い教育産業が育つことを祈るばかりです。

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株式会社ジェーシー・コミュニケーション

Written by jccommunication

March 16th, 2013 at 1:37 pm

本日の困難な訳語 - 中国語翻訳

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先日、中国語を翻訳していて「冷笑」という言葉があった。「笑」は「ジョーク」と言う意味だが、ジョークにも冷たいと熱いがあるのだろうか?ブラックジョークは中国語で「色幽默,」と言う単語があるし、駄洒落は「」という言葉がある。ならば「冷笑」は日本語にどう訳せばいいのだろうか。早速グーグルで検索してみると、なんと252万件もヒット。更に意味を詳しく調べてみると、定義こそないものの、「おもしろくなく、何の意味もなさないジョークのこと。だが、聞き手は何も難しいことを考えなくてよいので、リラックス効果はある」というのが一般的な解釈だった。いわゆるおちのない寒いジョークのことのようだ。

 ようするに、この言葉を一言で正確に訳すのは不可能だと思う。あとは話の前後を考えて、うまくはしょった言葉に直すか、逆に言葉を増やして正確に説明するかしか出来ない。いずれにしてもセンスとコミュニケーション能力が問われるので翻訳者の実力が問われるところであろう。

 劉慧

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March 15th, 2013 at 1:33 pm

書評:歴史を変えた誤訳 【中国語翻訳会社のブログ】

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先日、異文化コミュニケーションでググッてたたら、こんなブック紹介のブログにあたりました。

 

Book】歴史をかえた誤訳 Mistranslations that turned the history

http://toseisha.blogspot.com/2006/04/bookmistranslations-that-turned.html#links 

Book.jpg 

 

内容的には歴史を変えた誤訳というほど極端ではなく、それだけに面白かったです。(アマゾンの書評はこちら http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101459215/249-7302777-0209932)まあ、誤訳のみが歴史を変えることはそうないとは思いますが、それでも翻訳・通訳作業は外交の重要な一部というのは間違いないこと。一番強烈?に感じいったのは沈黙について。交渉の場で沈黙を貫かれると、さすがにこれだけは通訳不可能でしょう。沈黙の意味を説明しただけでも、通訳が情報の加工をしていると言われても仕方がない。

 

いずれにしても通訳/翻訳作業というのは言葉と文化の狭間を行き来する作業。今後もその狭間についていろいろと情報発信していきます!

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Written by jccommunication

March 13th, 2013 at 1:26 pm

フェイスブックの「いいね!」と「コメントする」は簡体字・繁体字ではどうなる?

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日本でも利用者が広がりつつあるフェイスブック。そこには「いいね!」や「コメントする」ボタンがあるのですが、それが中国語ではどのように訳されてるか。

 

「いいね!」に関しては、「讚」や「」となっており、同じ漢字を繁体字と簡体字で表現しているおなじみのパターンです。

 

「コメントする」では繁体字が「留言」で簡体字が「评论」になっています。漢字そのものがちがい、微妙なニュアンスの違いもあります。

 

同じ言語でも、この微妙な違いが面白いですね。

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Written by jccommunication

March 12th, 2013 at 5:18 pm

翻訳のトレーニング(中国語翻訳も英語翻訳も同じです)

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私の語学に対する考え方と非常に似ているトランスワード様のHPの紹介です。翻訳をうまくなるためのトレーニングとして以下のような記載がありました。

 

株式会社トランスワード

「原稿を読むことと平行して訳文を考え、それと同じスピードでタイプを打つ手が

動くようになるまで翻訳のトレーニングを積みましょう」

http://www.transwd.com/consul/goroku.htm#go04

 

これはまったく同感で、翻訳のみならず外国語を習得するための考え方としても正しいと思います。

 

話は少し大きくなりますが、外国語を習得するというのはスポーツがうまくなるのと似ています。語学の場合は当然最初に単語や文法を理解して記憶する必要があります。しかしそれは外国語習得のほんの一部であり、一番重要なのは頭に入った知識をにいかにうまくに使うかです。またスピーキングとリスニングについては非常に短い時間(ほぼリアルタイム)で理解して言葉を返す必要があります。そこまでの域に達するには、スポーツで自然に体が動くまで上手くなるのと同じなのです。

これを無機質な反復練習だととらえていただくとちょっと、語弊があります。それよりも、語学はどんな状況でも柔軟に対応することが必要なスポーツと考えて、語学上達をEnjoyしていただけると幸いです!
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株式会社ジェーシー・コミュニケーション

Written by jccommunication

March 12th, 2013 at 2:36 pm

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